CPPIC(シーピック)とは

建設業の担い手不足は、喫緊の課題。建設中の現場をいつも見守り、 バックオフィス人材と連携しながら施工監理を進めていく。 建設DXを推進するための新たな体制構築をサポートします。

CPPICの構成

CPPICとは、Construction Process Profiling Integrated Cloudの略で、 施工監理データの新たなプラットフォームです。ベースとなるのは、建設生産プロセスを「映像× AI 」によりプロファイリングする CTUBE
この CTUBE から得られる複数の建設現場の情報を統合的に監理するのが CPPIC の目的です。
基本的な機能として、以下の5つのメニューから構成されています。

Menu
1
Profile
プロファイル
建設生産プロセスをプロファイリングした結果を表示します。
Menu
2
Trend
トレンド
過去40日間のプロファイル値のトレンドを表示します。
Menu
3
Map
マップ
地図上にプロファイリング結果を表示します。
Menu
4
Photo
フォト
建設現場の写真をアルバム形式で表示します。
Menu
5
Alert
アラート
プロファイル値の差異をもとにアラートを発出します。
Menu
1
Profile
プロファイル

「プロファイル」は、日単位で当日と前日の施工状況を概略的に比較するための機能です。
属性情報としては、NAME(現場名,工事名など)、Live(映像配信状況)、CAM(カメラ名称)、 P(プロファイル値の前日差及び差異の上昇・下降の傾向)、PHOTO(30分毎の現況写真)、PROFILE(当日と前日プロファイルの重畳図)、 成分構成グラフ(前日:BEF・当日:NOW)、CLIENT(発注者、顧客、施主など)、PRODUCER(施工者、建設会社名など)、 AREA(建設現場住所など)により構成されています。
また、前日の日平均値との差異に応じて、アラートを発出します。
(前日差/±0.15~0.2:青、 ± 0.2~0.3:黄、 ± 0.3~:赤)。

Menu
2
Trend
トレンド

「トレンド」は、過去40日間の変動を概観することができます。
各現場(カメラ1台毎)の40日間分のプロファイルのトレンドを表示します。 属性情報は、メニュー 1 のプロファイルと同様の構成となっています。

Menu
3
Map
マップ

「マップ」は、日本全国の施工状況を俯瞰するため都道府県別のプロファイルマップを表示します。
日本全土を網羅し、地方別、都道府県別に、プロファイル値をベースとした施工状況を地図上に表現します。 また、地図に加え、成分構成グラフ(BEF:前日・NOW:当日)、散布図、 レーダーチャートなどの基本的な情報によりリアルな国土形成の概況を把握することができます。

Menu
4
Photo
フォト

「フォト」は、リアルタイムで撮影された現場写真をアルバム形式で表示します。
撮影された現場の写真を30分毎に更新して表示します。 それぞれの写真については、プロファイル値の大きさにより色分けして、 稼働状況の「激しさ」・「穏やかさ」を判別できるようにするとともに、 前日と当日の平均値との差異をもとにしたアラート機能を付与しています。

Menu
5
Alert
アラート

「アラート」は、建設現場の稼働状況の差異の大きさをもとにアラートを発出する機能です。
建設現場の当日のリアルタイム撮影時刻を基準にして、前日との差異の大きさをもとに、 経過観察レベル、要注意レベル、要警戒レベルの3段階でアラートを点滅表示します。
(前日差/経過観察± 0.15~:青、要注意± 0.20~:黄、要警戒± 0.25~:赤)

CPPIC のイメージをご覧ください。